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上尾園のとある一日part42

食欲の秋・実りの秋につづき芸術の秋も経験してそろそろ冬支度が始まった上尾園の室内には、みのむしがやってきました♪

とはいえ、今の世の中、地球温暖化や自然にある昔からの森林も減り、以前はそこいらじゅうにいたみのむしも今では殆ど見かけなくなってきています。寂しいですね(._.)

 

余談ですが。。。みのむしが大きくなったら何になるかご存じですか?実はみのむしは生涯ずっとみのむしのままではないんです♪

我の幼虫なんです(#^.^#)幼虫が藁で巣を作るんです。その巣が蓑に似ているから「みのむし・蓑虫」と呼ばれているんですよ。

これから寒くなる季節に向かって自分で自分の身をまもる術を駆使してできたものなんです。素晴らしいですよね✨

さて、そんなこんなの「みのむし」作り。こどもたちにとっては「指先を使ってみる」という大切な要素が入っています🎵

自分の作業に没頭できるいい機会でもありますね( *´艸`)

 

こちらは2歳児クラスさん。パンチで開けた小さな穴に毛糸を通しています。毛糸の先にはセロファンテープがつけてあります。

穴に通す、ということだけを伝え後は自分でチャレンジ。どうやったら抜けずに次の穴まで繋がるか、こっちからこっちに繋げるにはどうしたらいいか、各々が試行錯誤しながら黙々と行っていました。こういう時大人からの余計な声掛けは不要です。集中したい時に話しかけられたら大人だっていやになりません?それはこどもでも大人でも人間誰でも一緒。助けを求められた時にサポートするだけ。後はその子の楽しみと集中が邪魔されないよう周りの環境を整えればいいだけでした。

0歳児クラスさんと1歳児クラスさんは、細かく切られた毛糸をつまんで用紙の上にぱらぱら。これが結構難しい!ぎゅっと摘まんだ毛糸を「手から離す」その行為、形あるものを握って離すのとは違い、ふわふわしたものを摘まんで離すので重みもあまりない毛糸がうまく落ちるわけでもなく、振り落とす作業も加わってきたりするのです。やわらかい毛糸が自分の手に引っ付かないように握るにはどうしたらいいか、その感覚も体感で習得していきます。おおきくなったら理論的にパパっと出来てくるこういったちょっとした作業は、この時期にさり気ない日常の中で経験していくことによって知らず知らずのうちに蓄積されていくのだということ。

制作活動は、楽しい!はもちろんのこと、こういったことも考えて設定していきたいもののひとつでもあります。

そして普段の遊びの中にも指先を使ったものをしれっと取り入れています。くまさんの紐通し・マグネットでつながる四角や三角。

洗濯ばさみ遊び。何かに集中すること、夢中になること、考えること、指先だけでなく頭の中も刺激される楽しいひと時が繰り広げられていました( *´艸`)

12月にはこの指先を使った制作第2弾、クリスマス飾り作りがありました♪その様子はまたクリスマス会の様子と一緒にお伝えしたいと思います🎵お楽しみに(^_-)-☆

最後までご覧いただきありがとうございます!

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